胃腸科
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診療内容
胃炎(腹痛、吐き気など)、高血圧、食道炎(胸やけ・げっぷ)、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、大腸疾患(過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎など)、脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変、胆石、胆のうポリープ、膵炎、悪性疾患 など
当院の内視鏡システム
当院ではLED光源を搭載した新しい内視鏡システム、
ELUXEO-7000(エルクセオ)(富士フイルム)を導入しています。
Full HDや高出力4LEDなどにより、より詳細な内視鏡検査を行っています。
MULTI-LIGHT TECHNOLOGY
複数のLED光源を制御するとともに、画像処理を組み合わせることで、目的に応じた観察画像を作りだします。
画像強調観察:LCI(Linked Color Imaging)とBLI(Blue Light Imaging)
通常の観察に加え、画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示させる「LCI(Linked Color Imaging)」と、粘膜表層の微細な血管や構造などを強調して表示させる「BLI(Blue Light Imaging)」という特殊な画像処理による観察方法が可能です。
これらの多彩な観察モードを使い分け、炎症の診断や微小な病変の発見に有用です。
胃内視鏡検査
経鼻内視鏡検査(苦痛の少ない検査)
一般に胃内視鏡検査は「苦しい、つらい」検査であると思われていますが、それは舌根部に内視鏡が触れたときに起こる「咽頭反射」によって嘔吐反応が起こるからです。この反射が過剰な不安感、恐怖心を引き起こします。
当院では「経鼻内視鏡」を導入しております。口から挿入するのではなく、鼻から挿入するため、内視鏡が舌根に触れることがありませんので、吐き気も起こりにくく、心身ともに苦痛の少ない検査が受けられます。
細いスコープを使用していますので、小さな鼻腔から挿入することに対しての不安も不要です。
もちろん経口内視鏡検査も可能となっております。
現在、4名の内視鏡担当医師が交代で検査を担当しています。
経鼻内視鏡について
胃内視鏡検査でわかる主な疾患
|
下記のような症状のある方は、胃内視鏡検査をお受けください。
- 胃透視(バリウム検査)で異常を指摘された
- 吐き気や胃もたれ、みぞおちの痛み
- 喉や胸につかえ感、胸やけ
- 黒色の便が出る
※胃がんハイリスクの方へ
- 生活習慣病がある方
- 飲酒量が多い方
- 喫煙歴がある方
- ピロリ菌陽性(過去に陽性だった方を含めて) など
ハイリスクの方は、年1回の胃内視鏡検査をお勧め致します。
実施日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
午前 | 〇 | / | / | / | 〇 | 〇 | / |
午後 | 〇 | / | / | 〇 | 〇 | / | / |
月曜の午前、午後
木曜(第2、4)の午後
金曜の午前、午後
土曜(第1、2、3)の午前
4名の内視鏡担当医師が検査を担当します。
予約方法
ご予約が必要です。お電話か受付にてご相談ください。
予約専用電話(受付時間14:00~16:00)
043-310-5230
ただし市検診の内視鏡は、こちらをご覧の上、Web 予約してください。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査を受けられる方へ
便潜血陽性、大腸ポリープの経過観察、炎症性腸疾患などを診断します。
高画質な内視鏡を用い、検査を致します。
当院では、大腸の中のヒダやシワを広げて観察するために二酸化炭素送気システムを導入しています。
空気より吸収の早い二酸化炭素を使用することで、検査中・検査後のおなかの不快感が軽減されます。
またご希望に応じて鎮痛剤、鎮静剤を用いて「苦しくない検査」を務めております。
大腸内視鏡検査でわかる主な疾患
・大腸がん、大腸ポリープ ・潰瘍性大腸炎、クローン病 ・虚血性腸炎 など |
下記のような症状のある方は、大腸内視鏡検査をお受けください。
- 健診で便潜血陽性になった
- 便に血液が混じる
- 下痢が続く
- 便秘がひどくなった
- 細い便が出る
- お腹が張る、腹痛がある
大腸ポリープについて
大腸がんは男女ともに増え続けています。
大腸がん多くは、大腸腺腫という良性腫瘍(大腸ポリープの大部分)がゆっくりと大きくなってがん化したものです。大腸腺腫の段階で内視鏡的に切除すると、身体に少ない負担で大腸がんを予防することが可能です。
大腸ポリープに関しては外来でできる範囲の内視鏡的ポリープ切除を行っております。手術の必要な癌等に対しては、速やかに専門の病院をご紹介いたします。
実施日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
午前 | 〇 | / | / | / | 〇 | 〇 | / |
午後 | 〇 | / | / | 〇 | 〇 | / | / |
月曜の午前、午後
木曜(第2、4)の午後
金曜の午前、午後
土曜(第1、2、3)の午前
4名の内視鏡担当医師が検査を担当します。
予約方法
ご予約が必要です。お電話か受付にてご相談ください。
予約専用電話(受付時間14:00~16:00)
043-310-5230
腹部エコー
診療時間内で随時行います。(要予約)
ピロリ菌検査
ピロリ菌とは
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせん形状の細菌です。
最近ピロリ菌が、胃炎、胃・十二指腸潰瘍のみならず、胃がんの主な原因であることがわかってきました。
日本は胃がん罹患率の高い国ですが、これは多くの人がピロリ菌に感染しているためです。
50歳以上では7~8割の方がピロリ菌に感染していますが、日本の衛生環境が良好ではなかった年代に経口的に感染したものと考えられています。
ピロリ菌の検査
1.尿素呼気試験
診断のための薬を内服し、その前後で呼気を集めてピロリ菌感染の有無を調べます。
ご負担が少なく、除菌の判定にも用いられます。
当院では主にこの検査を実施しています。
2.抗体検査(血液検査)
ピロリ菌に感染すると、血液や尿中に抗体ができるので、それらを測定する方法です。
「千葉市の胃がんリスク検査(ピロリ菌検査)」はこの抗体検査になります。